<2024年7月16日㈫第4回検討会議結果速報>

投稿

<2024年7月16日㈫第4回検討会議結果速報>

○ 千葉県から上総地区の人口移動、公共交通の現状、地域の移動ニーズの可視化結果について説明があった。

○ 地域の移動ニーズを「通勤通学の一定の定時定路路線的な需要」と「買物・通院などの散発的需要」の2つに大別し、移動需要の満たしかたについて、意見交換を実施した。

○ 地域の声としては、鉄道が残せるものなら残してもほしいとの気持ちはあるものの、通勤通学の一定の定時定路線的な需要」については、駅から徒歩20分以上の需要も一定見受けられる中では、鉄道よりも運行本数がより多いバスの導入やデマンド交通などの組み合わせによって、地域の移動環境はより良くなる可能性を確認した。ただし運転手不足による減便の不安感が大きいことを配慮し、運行を担保することが重要であるとの認識を確認した。また多くの課題があることに留意しつつ、高速バスやスクールバス活用可能性についても検討していく方向生を確認した

○ 「買物・通院などの散発的な需要」については、自家用有償旅客運送や日本版ライドシェア、タクシーと言った移動手段の活用が難しい旨を確認し、デマンドタクシー「きみぴょん号」のニーズや課題を踏まえ、AIオンデマンドなど新たなモビリティーシステムの導入検討を含め、きみぴょん号のさらなる改善の方策を検討する方向生を確認した。

○ 君津市からは、万一、検討会議での議論の結果、鉄道以外の交通モードが地域にとって望ましいことになれば、一定の方向生は示して欲しい。最終的には、法定協議会である、地域公共交通会議において、具体策について議論すべきものと考えているとの発言があった。

○ JRからは、鉄道が日常利用、観光利用の観点においてお役に立てていないこと、今後需要にきめ細かく対応するために、バスやデマンド交通についての検討を深度化していくことは必要であると考えているので、今後も検討に協力していく旨、発言があった。

また、観光振興も重要な視点であると理解しており、会社のリソースを活かし、引き続き地域と一体になって取り組んでいきたい、地域にとって日常利用、観光振興などの観点でより良い交通体系としていくことが必要と考えているので、協力していく旨の発言があった。

○ 今回の意見交換を踏まえ、委員と協議の上、検討結果を報告書の形でまとめ、次回会議で報告書の原案について議論することを委員全員が確認した。

タイトルとURLをコピーしました