久留里線の廃線化を阻止しょう! JR東日本に対して 署名提出行動を行う!

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受け取りを拒否するJR東日本弾劾!

今年1月から全国に呼びかけて取り組まれてきた「全国のJR会社(旧国鉄)の廃線政策にNO!を 千葉県の久留里線廃線阻止の署名」(呼びかけ人 元参議院副議長の故・角田儀一氏、国労高崎地本の倉林誠委員長、国労千葉地本の小林春彦元委員長、元国鉄闘争共闘会議議長の二甁久勝氏、動労千葉の田中康宏前委員長)について、5月29日にJR東日本に対する提出行動が行われた。

全国署名5647筆を集約提出分含め11608筆に

久留里線廃線阻止の署名提出行動にあたり、JR東日本本社の玄関前には、呼びかけ人の5氏を先頭にして動労千葉や国労の組合員、久留里線と地域を守る会や支援の仲間たちが結集した。
提出行動に先立ち二甁氏からは、事前にJR東日本に対して「署名を提出する」旨が伝えられていた。それにもかかわらずJR東日本は、玄関前に警備員を配置して立ち入りを阻止し、署名の受け取りを拒否するという言語同断の対応を行ってきた。地域にとって最も重要な鉄路が廃止になることに対して反対署名を集め、それをJRに提出することは当たり前の行動だ。その署名の受け取りを拒否するJRこそ弾劾されなければならない。
こうしたJR東日本の対応に対して5氏をはじめ参加者から次々に抗議の声が上がり、JR東日本の玄関前は直ちに抗議集会の場となった。
冒頭、二甁氏から、「5名で署名を呼びかけ、本日までに5647筆、千葉支社への提出分を含め11608筆になった。受け取りを拒否するJRは許されない」と弾劾した。
国労高崎地本の倉林委員長は「分割・民営化の時、これ以上ローカル線は切らないと言っていた。群馬では吾妻線で検討会議が始まろうとしている。地域の足を守るために、分割・民営化の生き証人として徹底的に追及する」と訴えた。
動労千葉の田中前委員長は「JRは傲慢だ。受け取らないなど社会的に通用しない。久留里線や吾妻線、そして米坂線を復旧させないことで諦めを狙っている。鉄道はネットワークがあってはじめて成り立つ。JRは鉄道会社の資格がない。分割・民営化は破綻した」と弾劾した。
国労千葉地本の小林元委員長は「JRの儲け優先に反対し、公共性を維持させるために頑張ろう」と訴えた。
そして、久留里線と地域を守る会の三浦代表からは「久留里線に次いで吾妻線でもJRが検討会議を申し入れた。JRは久留里線を突破口に全国のローカル線廃線を狙っている。1日に8時間も列車がなく、利用することもできない。5月26日に総会を開催して廃線阻止に向けてアピールも出した。廃線阻止へ頑張る」と決意を語った。
最後に、動労千葉の関委員長が発言し「署名を集めた力は大きい。国労と一緒に全国で廃線阻止へ闘う。分割・民営化をうち破る闘いをやりぬこう」と力強く訴えた。最後に、団結ガンバローを三唱し、JR東日本に対する署名提出・弾劾行動は終了した。

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