「今日の集会から新たな闘いが始まる」久留里線の会・三浦代表が檄!

弁天公園での集会後、「久留里線の廃線を許さないぞ!」の声を響かせて君津市役所に向けてデモ行進。
3月16日、久留里線と地域を守る会は、君津市・弁天公園において、「久留里線の存続を求める3・16君津集会」を開催し、JR東日本が久留里線・久留里~上総亀山間の廃線届の申請を行ったことに対して徹底的に抗議し、あくまでも申請の撤回と久留里線の存続を求めて闘い続けることを訴えた。

集会には、久留里線沿線の亀山、松丘、久留里など沿線の住民を先頭にして内房線と地域を守る会や外房線と地域を守る会、かずさ住民の足を守る会、動労千葉や千葉を支援する会の仲間など70名以上が参加し、抗議の声を上げた。
久留里線の存続は、地域にとって最重要の課題だ!
集会は、最初に久留里の会・三浦代表があいさつを行い、「JRが3月9日に久留里~上総亀山間の廃線申請を提出した。住民の声を無視するものであり、絶対に許せない。われわれはあきらめることなく廃線申請の撤回と久留里線の存続を求めて闘いぬく。今日の集会とデモは、新たな闘いが始まったことを示すものだ」と檄を飛ばし、今後も闘い続けることを宣言した。
亀山地区からの参加者からは、「この間、亀山地区でアンケートを実施した。7割以上の人が久留里線を存続して欲しいといって署名してくれた。しかし、君津市長はJRのバス転換を直ぐ容認した。許せない。皆さんが集まって後押ししてくれる姿が嬉しい」と語るなど、沿線にとって久留里線の存続が最重要の課題になっていることが訴えられた。
内房線の会・梅澤代表は「JRが廃線申請をしたことは許せない。久留里線の問題は内房線に直接影響する問題だ」と訴え、外房線の会・早川会長は「いすみ郡市の首長と懇談を続け、鉄道の重要性を訴えてきた」とこの間の自治体との懇談の重要性などを訴えた。
かずさ住民の足を守る会の代表からは、「JRは18年で20億円を出すと言っているが、バス運行や展望を含め何も明らかになっていない」として、JRと君津市の対応を弾劾した。さらに亀山地区の住民や袖ケ浦市在住の市民からの発言を受け、集会参加者は、君津市役所に向けてデモ行進を行った。デモ行進では、「久留里線の廃線を許さないぞ!」「JRは公共交通の使命を果たせ!」「国はJRの廃線申請を認めるな!」「市長は住民に説明しろ!」の声を響かせた。
デモ行進後、君津市長に対して、要請団により「久留里線の存続を求める要請書」が提出された。

そして、市役所に隣接する生涯学習センターにおいて総括集会を行った。要請団を代表して三浦会長から「集会・デモをとおしてわれわれの決意を伝えた」と語り、ローカル線に関するインターネット交流会を主催する日本大学の桜井徹名誉教授や地域で活動する人士からの発言を受け、3・16君津集会とデモ行進は大成功をおさめた。
久留里線の廃線申請撤回へ闘いぬこう!

日本大学の桜井徹名誉教授

亀山地区からの参加者の怒りの訴え
昨年の秋、亀山地区で路線の存続を願うアンケートを実施したところ、7割以上の住民が「存続してほしい」と回答しました。それに基づき、廃止反対の署名を集めて君津市役所に提出しに行きました。
地域を代表して署名を持って行ったにもかかわらず、対応したのは課長補佐クラスの方で、受け取り場所も受付カウンターでした。マスコミ対応の際も、自分たちで場所を設定しなければならない状況でした。以前、別の会が署名を持っていった際は市長が出てきたことと比較しても、現在の久留里線問題に対する市の対応は極めて残念なものです。
市長は「地域との対話が政治家としての使命」だと議会でも述べていますが、この久留里線に関する説明会に自ら出席したことはなく、地域住民の意見を直接聞いたこともありません。住民と接することなく、簡単にバス転換を容認してしまったのは、対話ではなく「完全無視」ではないでしょうか。
議員に説明する際、「これは市が決めたのではなくJRが決めたこと。どうしようもない」という答弁がなされますが、それは責任逃れに感じられます。一番の責任は、JRからバス転換の要望があった際、「住民や議会と十分に話し合ってから返答する」と言わずに、すぐに容認してしまった市長にあると考えています。
10年後の地元を思うと非常に残念で、このままでは地域が廃れていってしまうという強い懸念があります。久留里線の廃線が他の地域へ波及しないよう、皆さんと力を合わせて止めていきたいと考えています。
