被災のJR米坂線「早期復旧を」 沿線住民が集会で方針を確認

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被災のJR米坂線「早期復旧を」 沿線住民が集会で方針を確認 (朝日新聞新潟版)茂木克信

2024年5月20日
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JR米坂線の早期復旧を求める方針を確認する参加者たち=2024年5月19日、村上市羽ケ榎、

 2022年8月の豪雨で被災し、全区間の7割超で運休が続くJR米坂線(新潟県村上市―山形県米沢市)の早期復旧を求める住民集会が19日、村上市で開かれた。約70人が参加し、JR東日本に復旧を促していく方針を確認した。つづく

【JR米坂線】2022年の豪雨で被災 早期復旧を求めて市民団体

2022年8月の豪雨被害で運休が続くJR米坂線について、沿線の住民らで作る団体が早期復旧を関係機関に要望しました。 22日午前、JR東日本新潟支社を訪れたのは「米坂線早期復旧と地域活性化を考える会」のメンバー7人です。 ■森川信夫事務局長 「90年近くもあった路線が無くなると地域がさびれる。なんとか復旧させてほしい。」 JR米坂線は、86億円と試算される復旧費用の負担や利用促進策をめぐり、JRと県・地元自治体などが協議を進めています。要望を受けたJRの担当者は「これから地元とも協議していく」と話す一方、復旧については明言を避けたということです。 ■森川信夫事務局長 「本当に復旧させようという構えがあるのか。できるだけ地域の活性化のために役立てていかなきゃならないそういう声を集めたい。」 その後、メンバーは県に対しても要望。2484筆の署名を手渡しました。 ■太田勇二交通政策局長 「地元である村上市関川村そちらのほうの意向をききながら、復旧に向けた道筋がつくように取り組んでいきたい。」 運休前から続く赤字の解消も課題ですが住民らは「まずは復旧してほしい」と話しました。 ■野田尚道会長 「(JRと県は)かなりの思いの開きがある、どうしても。JRはどうしたら赤字を解消できるのかというところにこだわりがある。とにかく復旧しないと先に進まない。」 今後は国会議員などを通じて国にも働きかけたいとしています。
2024年4月22日放送 TeNYテレビ新潟「新潟一番」より
おととしの豪雨で被災し区間運休が続いているJR米坂線について、早期復旧を求める市民団体がJRと県に要望書を提出しました。

「交通弱者はどうやって…」運休続くJR米坂線…市民団体がJRと新潟県に“早期復旧”を申し入れ5/1(水) 7:02

FNNプライムオンライン

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2022年、新潟県北部を襲った豪雨で被災し、運休が続いているJR米坂線。自治体側とJR側による復旧についての議論が続き、未だ工事が着手されない中、市民団体がJR東日本と県に対し、早期復旧を求める要望書を手渡した。米坂線復旧に進展は見られるのか… 【画像】豪雨で被災した米坂線 1年半以上復旧されず…復旧費用は約86億円 JRと新潟県に復旧を望む住民が申し入れ

米坂線の早期復旧を求める市民団体

2023年11月に発足し、地域住民など200人以上が会員となっている「米坂線の早期復旧と地域活性化を考える会」。 JR東日本への初めての要望を前に手にしていたのは約2500筆の署名だ。 森川信夫事務局長は「主に高校生とか、あるいはお年寄りが通勤・買い物とか、そういうために利用している」と話した。 2022年8月、県北部を襲った豪雨で被災し、一部で運休が続いている米坂線についてJRは約86億円の復旧費用がかかるなどと試算。 復旧には自治体による費用負担のほか、復旧後の利用促進策が必要だとしている。

JRの方針変わらず「交通弱者はどうすれば…」

申し入れは1時間以上にわたって行われた。申し入れを終えた森川事務局長は「地元とも協議をよく進めながら復旧を含めて、これからのことを含めた復旧を見通した上でやっていかないとダメだと。そういう話だった」とやりとりについて明かした。 また、JRからは将来、米坂線が持続可能かを含めて復旧について考えるというこれまでの方針が示されたという。 会員の一人は「交通弱者、私たちもそうだが、年をとればどんどん運転ができなくなる。バスも運転手がいなくなる。バスも廃止される。年寄りはどうやって生きていくのか」と涙ぐんだ。

費用負担は… 新潟県「スピード感持って協議を」

午後には県庁を訪れ、県に対し要望書を提出した考える会。 山形県と共に米坂線の復旧を求めている新潟県の太田勇二交通政策局長は「今、どれだけ米坂線沿線で需要、潜在需要含めてあるかを投げている。それに対して、JRもこれから返してくると思う。そのあと本当の協議はまさにここからだと思う」と現在のJRとの協議状況について説明した。 今後、議論が避けられないとする費用負担について県の態度を示すことはなかった太田局長だが、被災から2024年8月で丸2年を迎えるため「スピード感を持ってJRと協議したい」と話した。 考える会は今後も集会などを開催し、早期の復旧を求めていく方針だ。 (NST新潟総合テレビ)

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